アスト・チェンシー(Ast=Chensy)


キャラクター紹介&執筆後所感

職業:司書
クラス:禁書使い(魔法使い)
性別:男
年齢:22
一人称:私
身長:183cm
体重:72kg

サブトの図書館で働く司書。
勤務していた図書館に保管されていた禁書に興味を持ち、独自の研究を重ねた結果、世界で唯一禁書の魔法を扱える人物となった。
だが、その実績を買われてミラージュを滅ぼす任務を副王より命じられてしまう。
逆らうすべ、理由を持たないため命令には従った彼だが、持ち前のスローペースによりあろう事か遅刻してしまう。
その為、ウィス達との合流が大幅に遅れる事となってしまった。
スローなのはペースだけではなく、歩いたり走ったりする速度、食事の速度、喋る速さまでもがスロー。
移動や食事に関しては元々スローなのだが、喋りに関しては少し事情が違う。
司書であり、本が好きであるために言葉の影響力というものを知っている。
それ故、自分の発する言葉が相手を傷付けてしまう事を極端に恐れており、自らが発言する時はその言葉の一つ一つを吟味し、相手を傷付けないか考えてから発するようにしている。
その為に喋りが非常にゆっくりになってしまっているようだ。
動きの速度に比例して性格も穏やかであり、心優しい性格。
ウィスがパーティの保護者なら、アストはお兄さん的な役割を担っている。

【枯草様から頂いた設定】

手元に残っているメモには以下のように書かれています。
・名前:アスト
・文節ごとに区切ってぼそぼそ敬語で話す。
・攻撃は本の背や角でガツッと。
・戦闘中にこのキャラがアイテムを使うと効果が向上。
・職業:アーキビスト(司書)
・永久保存価値のある情報を査定、収集、整理、保存、管理し、閲覧できるよう整える専門職。
・滅亡編
・男

文節ごとに、という事でしたが、実際に文節ごとに区切ってみて、更に声に出してみたら少々喋り辛かったので、多少文節区切りになっていない箇所もあると思います。
この口調を実際に喋ってみると、かなりゆっくりとした喋り方になるんですね。
連想したのが「モモ」(ミヒャエル・エンデ作)に登場するベッポじいさんですよ。
(「モモ」は児童書の名作です。大人が読んでも楽しめるおススメ作品ですので、機会がありましたら是非読んでみて下さい)
ベッポじいさんは、相手の事を真剣に考えて、問われた事に対して何と答えるのが最良かを考え過ぎる為にいざ喋ると相手がベッポじいさんに何を聞いたのか忘れてしまっているという具合なんです。
アストの喋り方にもそういう意味があったら良いなと思ったので、それがちゃんと出ていれば嬉しいですね。
残念なのは、喋り方がゆっくりであるためにペースの速い緊迫したシーンで口を挟む事ができず、出番が減ってしまった事でしょうか。
最後の方でちゃんと出番をあげる事ができてホッとしました。
実は最初の設定では「途中で一度ウィス達を裏切り、その後再びパーティに加入する」予定でした。
嘘を吐くと「文節区切り」だった喋り方が「単語区切り」になってしまっていたので、ウィスにバレていた……というシーンを入れようとか思っていました。
書いているうちに裏切りどころか、嘘も吐けない良い人になっていたので、その設定は消滅しましたが。
エンディング後はサブトの復興やウィスの仕事を手伝いつつ、図書館跡地で本の整理をしていると思います。

基本ステータス

体力 ★★★
攻撃 ★★
防御 ★
特攻 ★★★★★
特防 ★★★
素早さ★★


ゲームキャラクターとして操作する場合

特攻以外のステータスが全て3以下である上にその特殊攻撃も詠唱に非常に時間がかかるため乱戦では少々使い勝手が悪い。
だが、唱え切ってしまえばどんな敵でも一瞬で戦闘が終わってしまうリビジョンは捨て難い。
詠唱を無事に完成させるため、壁役となってくれるフェイやウィスと組む事で実力を発揮できるだろう。
物理攻撃力は本にかけるブックカバーの材質を変えればある程度はカバーできる。


称号

称号 解説
司書 本が好き。本のある場所で働きたい。
念願叶ってその職に就いた感想は……
アスト「忙しくて……本が、読めません……!?」
禁書使い 図書館に古くから伝わる謎の本。
研究して使えるようになってしまった禁断の術。
まさかお陰で人生が変わるとは……。
スローモー ゆっくりです。動くのも、喋るのも、食べるのもゆっくりです。
けどそれは、相手を思いやっての行動の結果なんです。
アスト「いえ……食事と、走る、のは……単に、遅い……だけです」
仲間が自慢 普段褒めたりはしないけど……やっぱり仲間は自慢なんです。
だから、仲間の評価が低いのは嫌なんです!
本領発揮! プロですから。現役ですから。
私がやらずに誰がやる!?
ミニゲーム「書庫整理」を制限時間以内にクリアすると取得


使用術一覧

術名 属性・効果 詠唱
リビジョン 対象を本に閉じ込める 改訂作業を、開始します。歴史をひも解き、我は知る。眼前に佇むは、未知なる力。
眼(まなこ)に映るは、未知なる姿。子子孫孫(ししそんそん)に語り継ぐべく、その身をこの書に刻み込まん。
今はただ、眠りにつけ。望まれ、光を浴びるその時が来たるまで。
デリート 本に閉じ込めていた物を解放する 改訂作業を、開始します。いずれの時か、知りし事。
我が力とする為に、蓄えておきしその姿。我は今、その力を欲し、ここに解放する。